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ブックレットとは?パンフレットとの違いや作成方法を簡単に解説

この記事では、ブックレットとは何か、その用途、名前がよく似た印刷物であるリーフレット・パンフレットとの違い、ブックレットを作成する際に考慮すべきポイントについて解説します。

ブックレットとは?

ブックレットとは、パンフレットに比べて版型が小さくページ数が少ない、小型の簡易製本冊子(小冊子)のことです。
※簡易製本…中綴じ、無線綴じ、ミシン綴じの製本方法を指します。表紙と中身は同じ大きさにカットされます。

ブックレット

ブックレット

ブックレットの使用用途

CDやDVDの歌詞カード、商品に付属する解説書、または教養的、娯楽的な読み物として、書籍に近い用途で使用されます。

ブックレットとパンフレット・リーフレットの違い

パンフレットはブックレットに比べて版型が大きく、より多くの情報を伝えたい場合に用いられる冊子で、商品やサービス、施設の案内や説明などの用途で使用されることが多いです。

リーフレットは1枚の紙を折って複数ページに構成した冊子状の印刷物で、情報量を絞った簡易パンフレットとして、または会場の案内図や催し物のプログラムなどの用途で使用されることが多いです。

パンフレット

パンフレット

リーフレット

リーフレット

ブックレットを作成する際のポイント

ブックレットを作成するには、用途や目的、予算、納期などを考慮し、製本方法、印刷方式、部数、サイズ、ページ数、用紙などをあらかじめ決めておく必要があります。

ポイント1:製本方法

ブックレットでは主に中綴じ製本と無線綴じ製本が用いられます。

中綴じ製本は、複数の用紙を半分に二つ折りにして重ねて、中央の折り目を針金で綴じる簡易な製本方法です。ページ数が少なめでコストを抑えたい場合に用いられます。

針金で綴じる中綴じ製本

針金で綴じる中綴じ製本

無線綴じ製本は、重ねた用紙の背側を接着剤で固めて表紙を包んで綴じる製本方法です。中綴じ製本よりも丈夫でグレードが高く、ページ数が多めで長期保存したい場合に用いられます。

接着剤で綴じる無線綴じ製本

接着剤で綴じる無線綴じ製本

ポイント2:印刷方式と部数

部数が少ない場合はオンデマンド印刷、部数が多い場合はオフセット印刷が採用されることが多いです。特にオフセット印刷は部数が多いほど1冊あたりのコストが下がるため、部数に応じて、それぞれの印刷方式に対応した印刷サービスを選ぶ必要があります。

» オフセット印刷とオンデマンド印刷の違いとは?各特徴や選び方を解説

ポイント3:サイズ

ここでいうサイズとは冊子を閉じたときの仕上がりの大きさのことです。A4、A5、B5、B6などのよく使われる定型サイズ以外に、正方形などの不定形サイズにもできますし、定型サイズでも綴じ方向により縦長、横長にもできます。情報量、見た時の印象、商品などに同梱する際の制約など、用途や目的に応じて適切なサイズを選ぶ必要があります。

» 用紙のサイズについて(A判、B判、A全、B全とは? )

ポイント4:ページ数

中綴じ製本は、ページ数を4または8で割り切れるように編集しなければならない制約があります。また重ねて折るという構造上、ページの外側から内側にかけて用紙の厚さの分だけ徐々に寸法が短くなり、ページ数が増えればその寸法の差も大きくなるので、紙面のレイアウトには十分注意する必要があります。

無線綴じ製本は、製本可能なページ数の上限下限、もしくは背幅が存在しますので、こちらも注意が必要です。

ポイント5:用紙

用紙の種類によって、風合い、発色、光沢感、筆記特性が異なります。また用紙も薄い紙から厚い紙まで様々なものがあり、用途に応じて適切な用紙を選ぶ必要があります。近年の環境意識の高まりからFSC認証紙が採用されるケースが増えています。

コート紙

紙の表面にコーティングを施した、一般的によく使われる印刷用紙です。ほど良い光沢感があり、印刷インキの乗りが良く、写真などの再現性が高く、ポスターやチラシ、パンフレットなどの印刷に幅広く利用されている用紙です。

» 【用紙解説】グロスコート紙(コート紙)

マット紙

紙の表面にコーティングを施した、光沢感を抑えたマット調の紙です。しっとりとした質感で、落ち着いた仕上がりになります。コート紙同様に幅広く利用されている用紙です。

» 【用紙解説】マットコート紙(マット紙)

上質紙

紙の表面にコーティングを施していない非塗工紙です。コート紙と比較すると印刷の発色、彩度は落ちます。薄手のものは一般的なコピー用紙によく利用される用紙です。

» 【用紙解説】上質紙

ブックレットの作成方法

部数が少なければ自作することも可能ですが、ある程度まとまった部数の高品質なブックレットが必要な場合、印刷会社、デザイン会社、広告代理店等に相談・依頼するか、印刷通販、出力センター、その他印刷サービス等を利用することになります。入稿データの準備が必要な依頼先とデザイン制作から対応できる依頼先があり、入稿データの準備が必要な依頼先の場合、Adobe Illustratorのようなデザインソフトで自作するか、デザイナーに依頼してデータを準備します。用途や目的、求める品質、必要部数、予算、時間と照らし合わせて適切な依頼先を選ぶ必要があります。

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まとめ

今回は、ブックレットとは何か、その用途やリーフレット・パンフレットとの違い、ブックレットを作成する際に考慮すべきポイントについて解説しました。ブックレットはチラシに比べて仕様が複雑なため初心者が作成するにはハードルの高い印刷物になります。

印刷通販の良安なら、入稿データをご準備いただければ高品質なブックレットを大量に生産することができます。専任スタッフによる充実のサポート、ポイント還元、納品日の指定や複数のお届け先への納品も可能ですので、ブックレット印刷がご入用の際は是非ご検討ください。

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