ニス加工

印刷した紙の表面にニスを塗布して加工します。紙とインキの表面が保護されることから、主に輸送時や製品使用時のインキの擦れによる汚れを軽減するために利用されており、特にインキ量の多い印刷物やマット紙など、汚れやすい印刷物に加工すると効果的です。また、ニスの種類によって通常よりも光沢感を出したり、光沢感を抑えて落ち着いた雰囲気にする効果もあります。
ニス加工一覧
グロスニス
耐摩性が上がることに加え、光沢感が出るためデザイン性を高めます。
マットニス
耐摩性が上がることに加え、光沢感が抑えられるため落ち着いた雰囲気になり、高級感がでます。
お見積り・お問い合わせ
表面加工をご希望の方はオーダーメイド印刷にて承ります。お気軽にお問い合わせください。
ご利用に当たっての注意事項
- 薄いニスの層によりキズや汚れを軽減しますが、完全に防止できるわけではありません。
- 防水性はありません。
- インキの上にニスを塗布するため、印刷の色合いがやや変わります。
ニス加工のおすすめ用途
冊子・カタログ
一定期間、使用したり保管したりする冊子やカタログは表紙にニス引きをすることで、輸送時や使用時の擦れによる汚れを軽減して使用することができます。
ポスター・POP
表面の汚れを軽減することに加え、グロスニスで光沢感を出したり、マットニスで光沢感を抑えたりとデザイン性を高めた表現をすることができます。
マット紙や特殊紙を使用する印刷物
マット紙や特殊紙はインキの汚れがつきやすく、デザインや加工内容によっては汚れを防げない場合がありますが、ニス加工をすることで汚れを軽減することができます。
よくある質問(FAQ)
- ニス加工をした場合としない場合で見た目はどのように変わりますか?
- グロスニスについては、色合いはほとんど変わりません。ニス加工をしていない印刷と比べて少し光沢感がでます。マットニスはインキの光沢を抑えるため、ニス加工をしていない場合と比べて色合いが少し暗くなり落ち着いた感じになります。
- 一部分だけニス加工をすることはできますか?
- 可能でございます。印刷データのご入稿と一緒に、ニス加工を希望する部分のみのデータが必要です。
- どのように問い合わせや注文をすればいいですか?
- 見積りの場合はお見積りフォームの「色数」記載欄に指定色という項目がありますので、そちらに「グロスニス」または「マットニス」とご記載下さい。部分ニス希望など、他にご希望やご質問がある場合は「その他に関して」の項目欄にご記載下さい。
ご注文の流れ
データの入稿方法や注意点につきましては「データ入稿について」をご覧ください。
1. 会員登録
2. ご注文
ご注文確認メール
3. データ入稿
4. データチェック
金額・納期確定メール
5. 印刷製造
6. 配送
発送完了メール
7. 商品到着

