PP加工

印刷した紙の表面にPP(ポリプロピレン)フィルムを圧着して貼り合わせることで印刷物の表面に光沢感やマット感を出し、さらに耐湿性・耐久性を向上させます。強い光沢感やマット感が通常の印刷物とは違う印象を与え、製品をグレードアップさせます。
PP加工一覧
グロスPP
光沢感が強く、印刷物の色やデザインを鮮やかに見せる効果があります。耐久性も向上するため、長期間の使用に適しています。
マットPP
光沢を抑えた落ち着いた仕上がりで、高級感を演出します。耐久性も向上し、上品な印象を与えたい印刷物に適しています。
お見積り・お問い合わせ
表面加工をご希望の方はオーダーメイド印刷にて承ります。お気軽にお問い合わせください。
ご利用に当たっての注意事項
- 部分的な加工はできません。
- 加工前、加工後で印刷物の色合いや発色がやや変わります。
- 印刷物の両面にPP加工した場合は折り加工、製本加工ができません。
- ポリプロピレンは熱によって収縮する性質があるため、加工した後に紙が反りやすくなります。
- 表面がフィルムになるため、鉛筆や水性ペンでの書き込み、スタンプ押しには向きません。
PP加工のおすすめ用途
カタログの表紙・カバー
一定期間、使用したり保管したりする冊子やカタログは表紙にPP加工をすることで製品を摩擦や傷から保護し、長期間、綺麗な状態で使用できます。
ポスター・POP
鮮やかな発色と光沢感を出してデザイン性が高まります。また、耐水性も向上します。
PP加工のメリット・デメリット
PP加工のメリット
フィルムで表面をコーティングするため、印刷物に汚れや傷がつくことを防ぎ、耐久性がアップします。また、通常の印刷物と比べてデザイン性や高級感が上がることで他の印刷物との差別化にもなります。
PP加工のデメリット
PP加工で使用するポリプロピレンは熱によって収縮する性質があるため、紙が反りやすくなります。印刷面を保護しデザイン性を高めるという用途はニス加工と同じですが、ニス加工に比べてコストが高くなります。
よくある質問(FAQ)
- PP加工をした場合としない場合で見た目はどのように変わりますか?
- グロスPPは光沢感が強くなり、マットPPは光沢感を抑えます。どちらも見た目の濃度が5%程度上がりますが、デザインによっても変わりますので事前に確認をされたい場合は本機校正サービスで"PP加工あり"とお申込みください。
- 一部分だけPP加工をすることはできますか?
- デザインの一部分だけを加工することはできません。表紙だけ全面、カバーだけ全面というご指定は可能です。
- どのように問い合わせや注文をすればいいですか?
- 見積りの場合はお見積りフォームの「加工」にある「その他、ご希望」欄にご記載ください(例:表紙表面のみグロスPP加工、ポスター表面のみマットPP加工)
ご注文の流れ
データの入稿方法や注意点につきましては「データ入稿について」をご覧ください。
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7. 商品到着

