大部数印刷通販「良安」を運営する印刷会社のアイカでは、先月から今月にかけて講師の方を招き、複数回に分け全社員のAED講習を行いました。
最近AEDという言葉が一般的になってきましたが、皆さんはAEDがどういうものかご存知ですか?
「Automated External Defibrillator」の略称で、日本名は「自動体外式除細動器」と言うそうです。
よく「止まった心臓に電気ショックを送り、再鼓動させる装置」と言われることがありますが、実際は「心室細動が起きている心臓に電気ショックを送り、心室細動を取り除くことで正常な動きに戻す装置」だそうです。
下記ページにAEDの詳しい情報が載っています。
⇒AEDで助かる命
※リンク先は外部サイトです。
2011年に亡くなったJリーガーの松田直樹さんは、AEDがあったら助かっていたかもしれないと言われています。
また、ビートたけしさんのものまねで知られるお笑いタレントの松村邦洋さんは、マラソン中に心筋梗塞で倒れましたが早い段階でAEDを使用することができたため一命を取り留めたと言われています。
こういった実例を背景に、近年AEDが普及し始めています。
最近ではスーパーや学校にも設置されており、AEDの講習を行っている自動車学校もあります。
アイカには大変多くの社員が働いています。
そんな中でいつAEDが必要な事態になるかわかりません。
そこで、飲料メーカーさんの協力により自販機にAEDを設置することになり、それに伴い今回のAED講習が実施されました。
最近のAEDは操作の仕方を音声で教えてくれます。
そのため音声に従って操作すれば難しいことはありません。
しかし、AEDを使えるだけでなく、AEDを使用する前後の心臓マッサージなどが重要だそうで、そういった一連の流れを的確に行うことで人命救助に繋がるそうです。
これは印刷にも言える事ではないでしょうか?
ただ受け取ったデータを印刷するだけでなく、データチェックや色校正、見本出力など、一連の流れを的確に行うことで質の高い印刷物は出来上がります。
アイカではこういった取り組みを今度も続けていきたいと思います。